誰でも分かるレーザー加工

レーザー加工のデメリットも少しお話させて頂きます…

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先回はレーザー加工のメリットの紹介でしたが

デメリットも少しお話させて頂きます。

 

加工速度が遅い

細やかな対応が可能になる反面、非接触加工のレーザー加工はレーザー光をピンポイントに照射することで

融解しながら加工する為、加工全体の時間がかかります。

速度重視で見るとやや不利な傾向があるようです。

 

・加工に不向きな素材がある

レーザー加工機は光を集める焦点の深さに限度がある為、厚い素材には不向きです。

(ホームページの加工可能材質の所に、それぞれの材料の最大板厚記載してあります。ご参考にして下さい)

また反射性の高い材料もレーザーの光を弾いてしまって材料に熱が伝わらない為、加工不可でした。

が、近年の技術の発達により反射率が高い材料の加工を可能とするレーザー加工機が登場しています。

 

・ランニングコストが高価である

レーザー加工機は性能が良い分、加工機の値段とランニングコストは高価になります。

電気代・ガス代・メンテナンス代と費用がかかります。

精密機器として分類されるので、仕方のない事かもしれませんね。

 

以上のようなデメリットがあります。

 

メリットを最大限に生かし、柳田製作所の最大の強みである短納期で、

出来る限り対応させて頂きます☺☺

 

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