皆さんこんにちは!総務部の渡邊です。
私はラーメンが大好きで、週に一回はほぼ必ず食べに行ってしまいます(これでも抑えています)。
新潟はラーメン大国と言われており、特に新潟市の全国のラーメン消費量は毎年山形市とトップを争うほどの数字となっており、とても多種多様なラーメンが存在しています。私が新潟に生まれたことを感謝している大きな要素の一つです(笑)。
当社柳田製作所は燕市に位置しており、そこでは『燕三条系背油ラーメン』と呼ばれる、背油がたっぷり搭載された太麺のラーメンが王道とされています。ご存知の様にかつてから洋食器産業が盛んであった当地域において、工場作業員の為に出前をしてもスープが冷めないように蓋をするかのように大量に背脂が入れられ提供されたという成り立ちの、労働者の為のラーメンとしての成り立ちがあります。
当然そのようなラーメンを主力とした店舗は現在数多く展開され一大勢力となりましたが、先に書かせて頂いた通り新潟には多様なラーメンがあります。そこで今回は当社周辺地域の中で、ジャンル関係無しに私がおススメのラーメン店舗を3つ紹介させて頂きたいと思います。
一店舗目は燕市井土巻に位置しております『麺豪 織蔵』様の『織蔵塩ラーメン』になります。
早速男性向けの破壊力抜群なラーメンです。(笑) このお店はいわゆる二郎系ラーメン(簡単に言うとすごい野菜とすごい肉とすごいニンニクのラーメンです)に影響を受けており、その見た目に反したまろやか豚骨系スープで食欲をそそります。トッピングの野菜やニンニク、油などは無料で量の大小を選ぶことが出来、写真ではチャーシューに加えほとんどのトッピングをMAXまで搭載した為強烈な見た目となっておりますが、もちろん無理なく食べる事が出来る量へと調整することが出来ます。他にも『塩担々麵』や『ごまラーメン黒』など魅力的なメニューがあるお店ですので、がっつり食べたい方はもちろん、女性にも大変おすすめ出来るお店です。
次に紹介させて頂くのは燕三条側の国道8号沿いに位置する『飯麺処 ほむら』様の『塩ラーメン』です。
2022年1月にオープンした店舗で、塩ラーメンがメインで提供されています。他の社員の方がおススメしていたので先日訪問させて頂きました。
私はラーメンに対して食後の満足感を特に重視するため、ずっと先ほど紹介したようながっつり系ラーメンを好んで食べていたのですが、このお店には価値観を変えられました。
まず何を差し置いてもスープがおいしいです。塩ラーメンというと淡白なイメージがあったため敬遠していたのですが、口に入れた瞬間旨味の多重層ハーモニーが広がります。さらに麺もこのスープに合うよう計算されつくしたであろう絡み方で口の中はもう一流オーケストラ状態です。時折演奏に参加する長ネギも良いアクセントとなり楽団を彩ります。
写真を撮り忘れましたがこのお店は炒飯も非常においしく、半炒飯セットにすると価格もリーズナブルで大変おすすめです。
食後は心配していた物足りなさは微塵もなく、素晴らしい満足感でコンサートは終了しました。
塩ラーメンが好きな方には是非訪れて頂きたいお店です。
最後に紹介するのは昨年11月に燕三条駅から石上大橋を渡り少し行ったところへオープンした
『麺道 三番目の娘』様の『濃厚ちゃーしゅうそば』です。
特徴的な店名に目を奪われてしまいますが、ラーメン自体もこのあたりの地域では珍しい『煮干し』を前面に押し出したスープが特徴のお店です。
煮干しとラーメンというとつけ麺のイメージが強いですが、通常のラーメンでメインに使われているとまた味わいが変わってきます。
スープは濃厚の名に恥じずドロッとしていて、良い意味で強い煮干しの風味と、まろやかな甘味が口に広がり、次へ次へと食べ進めたくなるような病みつき感があります。ベースは醤油と思われますが、煮干しととてもマッチしていると感じました。
煮干しラーメンというと自分も好んで通っていた新潟市の人気店『石黒』様も同じように煮干しを特徴としており、似ている部分があるもののどちらにもそれぞれの良さが感じられます。
このあたりでは珍しいタイプのラーメンなので、リピートで通う人も多いのではないでしょうか。煮干し、濃厚というキーワードが好きな方に是非おススメのお店です。
以上、当社周辺地域のおすすめラーメン屋さんをご紹介させて頂きましたが、新潟県には多種多様なラーメンがあります。遠方より当社にお越しになったお客様の参考に少しでもなれば大変嬉しく思います。
では、今日もラーメンを食べて来ます。