こんにちは。6月のブログ当番をすっかり忘れていた事務員のSです。
すみませんでした。
とくに変わり映えのない日々なので、
私の好きなもののことを書きたいと思います。
実家の犬
世界一かわいい実家の先代ダックスフンドが、病気のため昨年13歳を目前にその犬生に幕を閉じ、
家族総出(特に父)でペットロスに陥りました。そこで葛藤を経て新たに迎えたのが、
同じく世界一かわいい当代ダックスフンドです。家族総出(特に父)で溺愛しています。
当代3代目なのですが初の女の子で、性別によるものなのかかなりさっぱりした性格です。
初代も2代目も家族に対してはウェットどころかバシャバシャな愛がダダ漏れな犬だったので、
当代のドライさが新鮮です。そんなところも世界一かわいい。芝生が大好きでドッグランでは走り回り、
犬生を全力で楽しんでいる様子が見受けられて大変微笑ましいです。
人見知りも犬見知りもしない社交性の高さは歴代一。しじみのようなつぶらな瞳と常に眠そうな顔、
友人に「犬じゃないみたい!!」と言わしめたふわふわの毛並みがチャームポイントです。
かわいすぎて犬に会うために毎週実家に帰っています。
この機会なので当社比写りの良い写真と愛を込めて描いた似顔絵を見せつけたいと思います。
昆虫
あまり理解されない趣味なのですが、昆虫、特に蛾が好きです。何年か前から興味があり、
昨年ついにフィールドワークデビューしました。推しの蛾はヤママユガ科の「オオミズアオ」です。
同科には日本最大の「ヨナグニサン」という蛾もいて、全体的に大型の蛾が勢揃いしている科です。
ヤママユガ科の中でもオオミズアオは、旧学名の一部に月の女神「アルテミス」を冠し、
名前どおり薄青緑色の羽が美しい蛾で、目も大きく小動物感があってかわいらしい顔をしています。
成虫の口吻は退化していて食事を一切とりません。なんと個体によっては手乗りしてくれます。
蛾は人を選ぶので写真は載せないでおきますが、平気な方は調べてみてください。
昆虫が好きというと、標本を思い浮かべる方もいると思いますが、
私は今のところ標本よりも自然の中で生きている姿を見るのが好きです。
人間のような憂いも打算もない、潔ささえ感じさせる生き様に心が洗われます。
目当ての昆虫がいるかいないか行ってみないと分からない、
宝探しをしているようなワクワク感も好きです。ボウズの日でも大体星が綺麗に見えたりするのでまあいっかと思えます。
帰宅してからの同定作業も楽しみの一つです。自分の撮ってきた写真と図鑑を見比べ、
なんという種類の個体なのか見極めていきます。
これが私にはまだまだ難しくなかなか正解に辿り着けないことも多いですが、
SNSで尋ねると親切な方が詳しく教えてくれて、いつも助かっています。
人間は自分と違いすぎるものに対しては嫌悪感を抱くと聞いたことがあります。
先入観や固定観念から昆虫を嫌う人もいると思います。私も以前はあまり好きではありませんでした。
ですがオオミズアオを知って昆虫に興味が湧き、価値観が変わっていきました。
以前は野菜が美味しいからギリギリ存在を許せるというくらい嫌いだった夏も、
今では待ち遠しい季節へと栄転しました。
そういうわけで夏場はわりと頻繁に、夜な夜な一人でダムに赴いたり街灯巡りをしたりしています。
側から見たらかなり怪しいと思います。先日はお散歩中の親子と思われる人たちに
目撃されてしまいましたが、通報されずにすみました。多分。
好きなものについて語っていたら長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。